【剣盾ダブル】のどスプレーこだわり眼鏡ニンフィア
そういえばこのブログってポケモンのブログだったんだよね・・・
ということで、記事を書こうと思ったときに毎回やっている、自分の過去記事を削除する奴をやりました。ただ、ORAS時代の古き良きローテ記事だけは残しておきました。やっぱりトリプルとかローテとかやりてえな・・・
ポケモン自体はサンムーン中期辺りからやらなくなり、ウルトラサンムーン以降は購入すらしていない程度にポケモンから離れていたのですが、剣盾が面白そうなのでぽつぽつ復帰しました。
ただ、許せなかったのがね、ヌマクロー・ムウマ・ヤミカラスと僕のお気に入りポケモンがことごとくリストラされちゃったのが悲しいですね・・・。サンムーンからは最後にポケモン廃人をやっていたころにハマっていたトリプル・ローテは消滅し、好きだったマルチバトルもやる相手がいなくなり、個人的には依然かなりの逆風が吹いていますが・・・
シングルよりはダブルの方が好きなのと、トリプル勢がダブルに流れていったのがあって、今現在はダブルを細々とやっています。今回は個人的に面白い発想が浮かんだので書き残しておこうと思います。
コンセプト
・のどスプレーってアイテム面白そうだなあ。1段階しか上がらないけど攻撃するだけで発動するとか便利だろうなあ
→ん?持ち物消費するのか・・・。そのあとが手ぶらになるなあ
→共生でさらに火力強化アイテムをトスしたらもっと強くなるやん!
でも、ガラルに共生いるのか・・・?
→
→ヤレユータンか・・・。じゃあトリル軸で全体技+采配みたいなコンボにするか。
範囲音技使いとして適任なのは・・・
→
かわいい。スキンハイボ使いの生き残りであり、ほぼほぼこいつしかいないと思う
なんだかんだこの2匹の並びが決まるまでは割とあっさりでした。他に選択肢ないし
理想的な流れとしては、
ニンフィアのハイボ。攻撃後にのどスプレーを消費し、特攻1段階アップ。そこでヤレユータンの特性共生が発動し、ヤレユータンのこだわり眼鏡をニンフィアにトスする。
↓
これで特攻が1段階アップした状態のこだわり眼鏡ニンフィアが誕生する。すかさずヤレユータンがトリックルームを発動。
↓
ニンフィアを最遅に、ヤレユータンを最遅+1に調整しているのでトリックルームが発動して以降は、ニンフィアハイボ→ヤレユータンの采配からニンフィアハイボで1ターンに2回強化ニンフィアのハイボが撃てる。
↓
なんやかんやで敵が全員吹き飛び試合に勝つ。
と、こんな感じです。手持ち紹介に行きます。因みにレンタルパは最後においておこうと思います。適当に作ったパーティですが、面白いとは思うのでよかったら遊んでみてください。
ニンフィア@のどスプレー
性格:冷静 個体値:31-x-31-31-31-0
構築の軸。基本的には絶対選出くらいの勢いで、ニンフィアが明確に警戒され始めた後半はヤレユータンと並べないこともちょくちょくあったが、それでも選出には入るほど。
基本的にはトリルが決まるまでの1ターンをノーガードで過ごさなければいけないので耐久は重視したいところではあったが、その結果Cが低くなるというのはよくないので適当に検索して出てきた配分を最遅仕様に変えた。
通常ハイボ→C1段階上昇こだわり眼鏡ハイボ→C1段階上昇こだわり眼鏡ハイボで大体の敵が吹き飛ぶ(適当)
面倒なのでいちいち計算していないけれど、等倍ダイマックスポケモンやら軽めのフェアリー半減くらいなら安心してハイボハイボで吹き飛ばせるくらいの火力があるので決まれば強いって感じ。
モンスターボールランク辺りだと3.4ターンでハイボを7.8発撃っただけで終わる試合が多発した。
技は基本的にはハイボとナットとかにワンチャンダイバーンを撃ちたいのでマジカルフレイム。後は無難な守るがあればそれでいいと思っていて最後の一枠に悩んでいたがちょうど願い事を遺伝していたので願い事にした。
火力のある鋼タイプや集中攻撃には弱いけどそうでもなければまあまあ耐えてくれるので人の調整ながらいい調整だなと思った。
ヤレユータン@こだわりメガネ
性格:生意気 個体値:31-x-31-31-31-2~3
努力値:H252B124D132 特性:きょうせい
*ダイマックス飴がもったいないしどうせダイマックスしないだろうと考えダイマックス飴を上げていなかった。
明らかにアローラから出たら生きていられそうにない顔しているけどなぜかガラルにも来られた人。Sの実数値はニンフィアが58、ヤレユータンが59になるように個体値で調整してある。基本的な流れは上記の通りなので大体はその通りにする。
ヤレユータンがトリル封印をできるというのは知っていたのでついでに入れておこうということになった。ヤレユータンとニンフィアは最遅とはいえトリル適性の高いポケモンで固めたパーティよりは圧倒的に早いので、トリル封印で相手のペースを封じつつ上からハイボを通していける。
また、せっかくトリル封印をするのであれば、構想当初に流行っていたブリムイエッサンの並びをメタることを考えてサイコキネシスを覚えさせた。これでサイキネ・トリルを封印されマジカルフレイムがあるかないかくらいの技選択肢になるので耐久力のある2体をニンフィアで安全に処理できる。マジカルフレイムのCダウンは考慮しない
一般的には特性精神力、メンタルハーブ持ちのヤレユータンが多いので猫だましも挑発も飛んでこないというのは思わぬ収穫だった。時々ウインディの威嚇が通り精神力でないことがバレるという事故があったが、幸いそれが試合結果を左右したことはなかった。
上記の通りダイマックスしないだろうと考えていてダイマックス飴を上げていなかったが、こだわり解除などでダイマックスする場面があり、とても後悔している。
最後に、わざ・さいはいについて、僕は同じターンで使った技じゃないとだめだと考えてヤレユータンを最遅+1にしてトリル下でニンフィアより1遅くなるようにしていた。
しかし、20戦ほど行ってそろそろ解散かなとか考えていたタイミングで、実は前のターンでも「最後に使った技」であればさいはいで技を撃たせてくれることが発覚した。ヤレユータンを始めて使ったので知らなかった・・・。
対トリルでは上記の通りトリルを封印して戦っており、ヤレユータンの方がニンフィアよりも早く動くのでさいはいが撃てないなあとか考えていたが、采配を撃てばハイボが出たという事実は僕のモチベーションを一気に下げた。まあさいはいを撃たずにサイキネを適当にうっているだけでもブリムイエッサンの並びにはほぼ負けなかったのでいいのですが・・・。
正直この2体で完結しているので、他はどうでもよかった後はその補完をしていくことにした。
明確な弱点として、1ターン目にニンフィア集中でニンフィアを破壊されてしまうとゲームが終わってしまうので、鋼タイプの選出を抑制できるようなメンバーにしようとした。
また、いかにもトリルというメンツだとトリル自体を警戒されて止められてしまうと考えて、他のポケモンはそれほどトリル感のないメンツにしたかった。
アーマーガア@タラプの実
性格:しんちょう 個体値:31-x-31-31-31-31
努力値:H252D244S12 特性:ミラーアーマー
ドリルくちばし ビルドアップ 挑発 はねやすめ
何となく気まぐれで育てたシングル用のアーマーガアをそのまま入れてみた。
もともと敵が消耗した状態で最後にぶち込み、特殊方面はタラプの実、物理方面はビルドアップで固めて詰ませていく感じなんだけど、ダブルでもいい感じに決まった。
基本的にはニンフィアが通る=勝ち、通らない=負けというのが決まっているけれど、ニンフィアが初ターンに落とされた試合もアーマーガアが詰ませて勝つというのが数試合あった。ただ、2体集中を受けることも多々あり、その分急所で落とされるリスクも増えるのは考えておかなければいけなかった。
あとはジュラルドンがちょくちょくいるのが厳しいところではあった。
水ロトム@オボンの実
性格:図太い 個体値:31-x-31-31-31-31
努力値:H252B100C4D4S148 特性:浮遊
選出段階ではドリュウズなどに対して目を光らせて欲しかった。小回りが利くポケモンであるとともに、エースがダイマックスしない構築においてダイマックス枠としても非ダイマックスでも戦えるというのはとても扱いやすかった。
配分は世界チャンプであるビエラさんが動画で公開していた配分を利用した。今はピン差しトリトドンが環境に多く、出せる場面も限られていたものの、水ロトム自体の汎用性の高さが採用理由になった。今育てておけばほかのパーティに流用できるし
トリトドンさえ流行っていなければもっと動けたんだろうなあ。
エースバーン@いのちの珠
性格:ようき 個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:ASぶっぱ残りH 特性:猛火
かえんボール とび膝蹴り ふいうち 守る
ナットレイを含む鋼勢の選出を抑制しつつ、ドリュウズを余裕で越える素早さでパーティのトリル感を消し去ってくれる要員、のつもり。
ニンフィアが撃ち漏らした鋼タイプを吹き飛ばす役割も持っており、ダイマックス要因としても使える。
素早さが高く、火力もあるというのは無難によかった。
キリキザン@気合のタスキ
性格:意地っ張り 個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:ASぶっぱ残りH 特性:負けん気
不意打ち 辻斬り アイアンヘッド 守る
正直パーティ構想当初の自分はなぜキリキザンを入れたのか自分でもあまり覚えていない。何を重く見て入れたんだろう。ただ、その割に選出したいなあって思うことがあった。結局選出自体はほぼなかったけどそれもいいんじゃないかな(適当)
後半のポケモン解説の雑さからどれだけ残り4体を適当に詰めたのか分かりますね。
基本選出は
後発:アーマーガア エースバーンorロトム
ほぼこれしかない。相手の控えだったり、ニンフィアがきつそうな相手に合わせてロトムかエースバーンを代える。
上に書いた通り、対トリルであっても選出を代える必要がない。また、一見あんまり通らなそうな感じだなあと思っても、相手からは選出段階でトリルニンフはあまり読めないはずなので初手から強引にハイボトリルを通してしまっても大体通った。
対トリルはハイボ封印で相手のトリルを封じながら戦っていく。基本的に上を取れていることが重要なので、相手とのS関係を把握しておきたい。
明らかに相手の大半がニンフィアに打点を持っているときは
みたいな並びもした。
僕はスプラでもポケモンでもランクマッチの類が嫌いなので、過去作のレートもあまり潜らなかったんですけど、今作はなんとなくやってみたくなりましたね。ただ、やっぱりマスターボールランクまで行くのが本当に面倒なので楽に相手を蹴散らす構築が組みたかったわけです。
これの一つ前がサーフパで、なみのりをしているだけで勝てるんじゃないかなって思いながらやってたら思ったより波乗りが撃てなかった。
それでもやっぱり全体技で楽に勝ちたいなって気持ちがこのパーティに行きつきました。サーフとかきょうせいとかなんとなくトリプルバトル感あるしね。
サーフパがランク5くらいで止まってしまっていたのですが、このパーティで最初の5連勝を含む8勝2敗でスタートして順調にランク8まで行きました。
ただ、それくらいからは中国人レンタルパ軍団が減って来たり、明らかにニンフィアを警戒した立ち回りが増えてきたりとちゃんとダブルをしている人が増えてきてきつかったですね。
選出段階でニンフィア出すのきつそうだな~っていう試合は20戦ほどやった分通してずっとあったものの、ヤレニンフが通りにくくなったのはスーパーボールランク上がってからでした。
まあなんだかんだそれでも勝てる試合は勝てていたので、根気よく続けていけばマスターボールランクまで行けるとは思うのですが、ここから勝率を下げてでもひたすらやって高レートにいくというのが好きではないので、このパーティの辞め時かなと。
ただ、アイデアとしてはざっと見た感じでいなかったので、誰かの引き出しの一つになればというのと、基本的にはハイボを通すだけの簡単なパーティでダブルしない人にもやってみて欲しいな~とか思いました。
後は、多分ヤレニンフ以外の4匹をもっと練ったり、トリルじゃない選択肢を取れるような環境が作ればもっと他のポケモンと合わせて通しやすいんじゃないかなって思いました。
最後に、レンタルパはこちらです。
昔はたくさんのポケモンを育てていて、パーティ組むときに1.2匹育てて残りは相性を考えて選出するスタイルだったので、こうやってコンセプトを考えてパーティを組むというのはあまりない経験で 楽しかったです。
でも面倒なので残りのシーズンはレンタルパで遊びながらマスター目指してBP貰おうと思います。